- 眼瞼下垂（がんけんかすい）とはどのような症状なんですか？
- 上まぶたが挙がりにくく、垂れ下がった状態を「眼瞼下垂」といいます。
両側の場合もあれば、片側の場合もあります。
特に、眠そうに見える腫れぼったい目は「眼瞼下垂」の可能性があります。
これは上まぶたを挙げる筋肉である眼瞼挙筋が弱くなることによって起こります。
加齢による傾向が多くあります。 - 眼瞼下垂の頻度は？
- 70～80パーセントと高頻度です。
しかも遺伝傾向があります。
また、長期間のコンタクトレンズ使用により上まぶたの挙上に負担が掛かり、
知らず知らずの間に上まぶたが重くなってくることもあります。
更に老化とともに進行していくので、当院では早めの手術をお勧めしています。 - 自己診断法があれば、紹介してください。
- 二つの方法があります。
①椅子に座ります。首と背筋を伸ばして、肩関節を後方に反らし、正しい姿勢を取ってください。
眼瞼下垂のかたは、正しい姿勢を取ると、苦痛に感じますが、目を閉じると楽になります。
②目を閉じて眉毛を押さえてください。目を開けると目が十分に開けられません。 - 保険扱いとの違いは何ですか。
- 眼瞼下垂の挙筋短縮術のみを保険扱いで行っているところはありますが、タルミを取ったりすれば、保険扱いにはなりません。
手術による左右差、術後瘢痕、上眼瞼の過剰挙上などが生じても、文句は言えません。
なぜならば、治療の目的は達成されているからです。
腫れが少なく、切開創も目立たない自然な出来上がりは、時間と技術を要します。
一生に一度の手術です。手術を受けられる前に、納得いく十分なカウンセリングが大切です。
保険扱いだからといって、安易に考えると一生後悔することになりかねません。 - 痛みや腫れ、傷跡が心配です。
- 痛みも無くほとんど腫れず、ほとんど目立ちません。
当院では眼瞼挙筋を切除しませんので、痛みも無くほとんど腫れません。
皮膚の切開創も数ヶ月経つと、ほとんど目立ちません。安心して手術を受けてください。 - 眼瞼下垂施術と二重施術の違いはなんですか？
- まぶたを持ち上げる筋肉を「眼瞼挙筋」といい、この眼瞼挙筋が伸びてしまう症状を「眼瞼下垂」と呼びます。
眼瞼下垂手術とは、加齢等の影響で伸びてしまった「眼瞼挙筋」を短くすることで、狭まった視野を回復させるのが目的です。
当院では「ミニマムカット法」などの二重にするための施術をこの手術と合わせて行うことで、
さらに良好な視野の確保と美しい二重の仕上がりを実現しています。
患者さまの眼瞼下垂の状況に合わせ、二つの施術の組み合わせなど、
過去の治療実績を踏まえた治療方法のご提案を差し上げておりますので、詳しくはご相談ください。 - 眼瞼下垂手術で肩こりが治るのですか？
- 眼瞼下垂になっている方は、まぶたが垂れ下がって視野が狭くなるため、周りが見えづらくなります。
それをカバーしようと、額の筋肉に余分な力をいれて視野を確保しようとするため、
結果として、額のシワや偏頭痛、重度の肩こり、片頭痛、猫背、腰痛などの症状が起こりやすくなるのです。
当院に来院される方で肩こりに悩む方の多くが、瞼（まぶた）に原因を抱えています。
特に朝のうちは症状が軽く、夕方になると重くなる方は眼瞼下垂の影響による肩こりである可能性があります。
夜寝ている間は瞼（まぶた）を閉じているために眼瞼下垂の影響を受けていないからです。
眼瞼下垂施術を行えば、長年悩まされていた肩こりによるストレスが改善し、
すっきりとしたまぶたになることで顔全体の表情を明るくするのにも効果的です。
「上まぶたが下がっているな」とお感じであれば、眼瞼下垂かどうか、診断を受けられることをお勧めします。 - 眼瞼下垂の手術後はどのくらいで回復しますか？
- 当院の眼瞼下垂治療の場合、手術時間は60～90分程度と、身体への負担が非常に少なく、
腫れや痛みも少ないので、日帰りで手術を受けることができます。
手術当日から日常生活に復帰でき、翌日には洗顔もコンタクトレンズの装着も可能で、抜糸もおよそ１週間で行えます。
まぶたのラインに沿って施術を行いますので、手術の傷跡もほとんどわかりません。 - 眼瞼下垂の再手術で治る症状はありますか？
- 眼瞼下垂は、上まぶたを挙げる筋肉が伸びきっている状態を改善する治療が適切に施されていない場合は完治しません。
他院で施術を受けた方が再治療でご来院される場合にあるケースとして、
眼瞼挙筋（上まぶたを挙げる筋肉）の短縮術を行わず皮膚のみを除去している場合があります。
皮膚の一部を切除するだけでは上まぶたが挙がらず、更に皮膚を切除すると、上まぶたが挙がらないばかりか益々目が閉じなくなるのです。
当院では、豊富な施術実績により、他院で受けた眼瞼下垂手術の再手術にも対応しておりますので、お悩みの方はまずご相談ください。
お電話は女性スタッフが対応いたします。お気軽にご相談ください。
